掛川市の産後ケア助成ガイド|利用券7枚。半日でも1枚減る

掛川市の産後ケア、泊まると1日いくらになるんだろう。

施設によって1日4,000円から14,000円まで。同じ1泊2日でも3倍以上ちがいます。
結論からいうと、掛川市の自己負担は「施設利用料金-公費負担額」で決まります。
公費で出るのは短期入所が1日21,000円まで、通所1日型が9,800円、通所半日型が4,900円、居宅訪問型が5,600円(いずれも課税者の場合)。ここが上限なので、料金の高い施設を選ぶほど、はみ出した分がそのまま自分の負担になります。
公式ページの例だと、1日30,000円の施設に1泊2日で(30,000円-21,000円)×2日=18,000円です。
もうひとつ大事なのが回数です。利用券は7枚。半日でも2時間の訪問でも1枚使うので、ちょこちょこ使うとすぐなくなります。
非課税世帯・生活保護世帯には減免制度がありますが、減免後にいくらになるかは公表されていません。
このページでは、料金の決まり方・19施設の一覧・申し込みの流れをまとめました。
お住まいの市区町村を選ぶだけで、産後ケアの自己負担額の目安がその場でわかります(全国47都道府県・東京都内の市区町村に対応)。
掛川市の産後ケアの自己負担額
掛川市の自己負担は「施設利用料金-公費負担額」です。公費で出る金額に上限があるので、料金の高い施設ほど自己負担がふくらみます。
| 利用タイプ | 自己負担のめやす | 加算・減免 | 利用できる回数 |
|---|---|---|---|
| 宿泊型(短期入所) | 1日あたり4,000円〜14,000円 施設利用料金25,000円〜35,000円-公費負担1日上限21,000円 | 非課税世帯・生活保護世帯は減免制度あり(減免後の金額は非公表) 年末年始などは加算料金がかかる場合あり | 全サービス合わせて7日まで。1泊2日は2日ぶん(利用券2枚) |
| 通所型(デイサービス) | 1日型 1回2,200円〜12,200円/半日型 1回2,100円〜6,100円 公費負担は1日型9,800円・半日型4,900円が上限 | 非課税世帯・生活保護世帯は減免制度あり(減免後の金額は非公表) 年末年始などは加算料金がかかる場合あり | 半日でも1日と数えます。7日の枠を宿泊・訪問と分け合います |
| 訪問型(居宅訪問) | 1回2,400円〜4,400円(公費負担は1回5,600円が上限) 別途交通費がかかる場合あり | 非課税世帯・生活保護世帯は減免制度あり(減免後の金額は非公表) 年末年始などは加算料金がかかる場合あり 基本2時間の訪問。延長分は自己負担 | 2時間以内でも1日と数えます。7日の枠を宿泊・通所と分け合います |
(出典:掛川市公式サイト「産後ケア事業」。最終確認日:2026年8月)
減免については「本人と配偶者がいずれも市民税非課税者・生活保護受給者に該当する場合は自己負担額の減免制度があります」と書かれているだけで、減免後の金額も「無料」という記載もありません。いくらになるかは、こども相談課に確認してください。
出産後1年以内のお母さんと赤ちゃんが対象。掛川市に住民票があることが条件です
お母さんだけでも使えます。流産・死産等を経験された方も対象です
母子のどちらかが感染性疾患にかかっているとき、お母さんが入院加療を必要とするとき、心身の不調や疾患で医療的介入が必要なときは使えません(医師の判断により対象となる場合あり)
乳腺炎の疑いなどで痛み・発熱があり受診や緊急の処置が必要なとき、講座の受講が目的のときも対象外です
赤ちゃんを預けて外出や帰宅をするサービスではないと明記されています
利用券は7枚。半日でも1枚減る
掛川市は、申請が通ると「産後ケア事業利用券」が7枚まとめて届きます。この7枚がすべてです。短期入所・通所・居宅訪問を全部あわせて7日ぶん、という意味になります。
数え方が独特で、「半日または2時間以内でも1日とカウントします」と明記されています。2時間の訪問も、10時から18時までのデイサービスも、減るのは同じ1枚です。
そして短期入所は1泊2日で2枚。泊まりだけで使うと、3回で6枚が消えます。
泊まり中心 1泊2日を3回(6枚)+訪問を1回(1枚)
通い中心 通所1日型を7回。1回2,200円の施設なら合計15,400円
訪問中心 居宅訪問を7回。1回2,400円の施設なら合計16,800円(別に交通費がかかる場合あり)

2時間だけ来てもらうのを、こまめに使いたいんだけど。

その使い方だと7回で終わります。しんどい時期が読めないなら、最初の1〜2枚は残しておくつもりで組むと安心です。
一度の申請で7枚もらえるので、使うたびに市へ連絡する必要はありません。予約は施設へ直接します。利用券の期限は出産後1年以内です。
利用券をもらったあとに内容を変えたいときは、こども相談課へ変更申請書を出します。
掛川市で使える産後ケア施設
掛川市が契約しているのは19か所。掛川市内が8か所で、残り11か所は市外です(袋井市4・浜松市3・菊川市2・磐田市1・御前崎市1)。
住所をタップすると地図が開きます。
宿泊型が使える施設(12か所)
短期入所(ショートステイ)型は施設に泊まってケアを受けるタイプ。原則4食つきで、1泊2日は利用日数2日ぶんです。12か所で使えます。
| 施設名 | 場所(タップで地図) | 連絡先 |
|---|---|---|
| おはな助産院 | 御前崎市白羽6621-1070 | 090-7916-4122 公式 |
| お茶畑助産院 | 袋井市豊沢2158-3 | 090-8457-5480 公式 |
| ことみレディースクリニック | 浜松市浜名区東美薗678 | 053-589-5000 公式 |
| ふくろいマタニティクリニック | 袋井市方丈6-10-27 | 0538-41-2121 公式 |
| ほほえみハウス | 掛川市高御所1652 | 0537-29-5512 公式 |
| アザレアベルクリニック(旧八神クリニック) | 掛川市上西郷239-1 | 0537-62-1300 公式 |
| ティアラウィメンズクリニック | 掛川市杉谷南1-19-5 | 0537-61-3030 公式 |
| 中東遠総合医療センター | 掛川市菖蒲ケ池1-1 | 0537-21-5555 公式 |
| 和助産院(やわらぎ) | 磐田市大久保733-37 | 0538-38-0031 公式 |
| 木村産科・婦人科「1010HOUSE」 | 浜松市中央区東三方町94番地3 | 053-543-4135 公式 |
| 松下産婦人科医院 | 菊川市加茂1990 | 0537-36-3221 公式 |
| 聖隷浜松病院 | 浜松市中央区住吉2-12-12 | 053-474-2222 公式 |
通所型(日帰り型)が使える施設(14か所)
通所(デイサービス)型は日帰りで通うタイプ。1日型は午前10時から午後6時までの滞在で昼食つき(施設一覧の注記では4時間以上8時間以内・原則1食)、半日型は2時間以上4時間以内です。14か所で使えます。
| 施設名 | 場所(タップで地図) | 連絡先 |
|---|---|---|
| Nerine母乳相談室(ネリネ) | 掛川市八坂459-6 | ― 公式 |
| おはな助産院 | 御前崎市白羽6621-1070 | 090-7916-4122 公式 |
| お茶畑助産院 | 袋井市豊沢2158-3 | 090-8457-5480 公式 |
| ことみレディースクリニック | 浜松市浜名区東美薗678 | 053-589-5000 公式 |
| ふくろいマタニティクリニック | 袋井市方丈6-10-27 | 0538-41-2121 公式 |
| ほほえみハウス | 掛川市高御所1652 | 0537-29-5512 公式 |
| アザレアベルクリニック(旧八神クリニック) | 掛川市上西郷239-1 | 0537-62-1300 公式 |
| ティアラウィメンズクリニック | 掛川市杉谷南1-19-5 | 0537-61-3030 公式 |
| 助産院 木野花(こノハナ) | 掛川市秋葉路31-1 | ― 公式 |
| 和助産院(やわらぎ) | 磐田市大久保733-37 | 0538-38-0031 公式 |
| 木村産科・婦人科「1010HOUSE」 | 浜松市中央区東三方町94番地3 | 053-543-4135 公式 |
| 松下産婦人科医院 | 菊川市加茂1990 | 0537-36-3221 公式 |
| 聖隷浜松病院 | 浜松市中央区住吉2-12-12 | 053-474-2222 公式 |
| 菊川市立総合病院 | 菊川市東横地1632 | 0537-35-2135 公式 |
訪問型が使える施設(9か所)
居宅訪問(アウトリーチ)型は助産師などが自宅に来るタイプ。基本2時間で、延長分は自己負担です。施設によっては別に交通費がかかります。9か所が対応しています。
| 施設名 | 場所(タップで地図) | 連絡先 |
|---|---|---|
| HINA助産院 | 袋井市高尾町13-16 | 080-3074-5199 公式 |
| NPO法人 いつつのわ | 掛川市高御所46-1 | ― 公式 |
| Nerine母乳相談室(ネリネ) | 掛川市八坂459-6 | ― 公式 |
| おはな助産院 | 御前崎市白羽6621-1070 | 090-7916-4122 公式 |
| にじのいえ助産院 | 袋井市萱間1004-1 | 090-9338-5593 公式 |
| ほほえみハウス | 掛川市高御所1652 | 0537-29-5512 公式 |
| 助産院 木野花(こノハナ) | 掛川市秋葉路31-1 | ― 公式 |
| 木村産科・婦人科「1010HOUSE」 | 浜松市中央区東三方町94番地3 | 053-543-4135 公式 |
| 母乳育児相談室 彩羽(あやは) | 掛川市沖之須1894-2 | 090-9922-6657 公式 |
お住まいの市区町村を選ぶだけで、産後ケアの自己負担額の目安がその場でわかります(全国47都道府県・東京都内の市区町村に対応)。
申し込みの流れ
おおむね妊娠28週以降から受け付けています。初回の利用日の7営業日前までに電子申請してください。電子申請が難しいときは徳育保健センターの窓口へ。窓口なら本人のほか、配偶者やその両親でも手続きできます。
承認されると「産後ケア事業利用決定通知書」と利用券7枚が届きます。一度もらえば、使うたびに市へ連絡する必要はありません。
使いたい種類と日時を、施設と直接決めます。産前に申請する場合や、使いたい日時・施設がまだ決まっていない場合は、予約なしで申請して大丈夫です。
1回につき利用券1枚(短期入所1泊2日なら2枚)を施設に渡し、利用後に自己負担金を施設へ支払います。キャンセルや変更は必ず先に施設へ連絡を。連絡がないとキャンセル料が発生する場合があります。
掛川市こども相談課 0537-64-3100 利用券をもらったあとに内容を変えるときの変更申請書もここへ出します
徳育保健センター 電子申請が難しいときは、この窓口で申請できます
どちらも電話番号が公式ページに記載されていないため、掛川市公式サイトで確認してください
よくある質問
- Q. 非課税世帯だと無料になりますか?
-
A. 「無料」とは書かれていません。公式ページにあるのは「本人と配偶者がいずれも市民税非課税者・生活保護受給者に該当する場合は自己負担額の減免制度があります」という一文だけで、減免後にいくらになるかは公表されていません。金額はこども相談課に確認してください。
- Q. 泊まると結局いくらかかりますか?
-
A. 施設利用料金から公費負担分を引いた額です。公式ページの例は、1日30,000円の施設に1泊2日で(30,000円-21,000円)×2日=18,000円。自己負担額は1日4,000円〜14,000円と幅があるので、高い施設だと1泊2日で28,000円になります。予約前に、その施設の1日あたりの自己負担額を聞いてください。
- Q. 半日だけ使っても、1日ぶん減りますか?
-
A. 減ります。「サービスの利用は半日または2時間以内でも1日とカウントします」と明記されています。上限はすべてのサービスを合わせて7日間です。
- Q. 双子でも使えますか?
-
A. 施設によります。ティアラウィメンズクリニック・ほほえみハウス・ふくろいマタニティクリニック・ことみレディースクリニックには「多胎受け入れ不可」と書かれています。多胎児の加算については公式ページに記載がないため、こども相談課に確認してください。
- Q. 訪問に交通費はかかりますか?
-
A. 施設によってかかります。料金表の居宅訪問型に「(交通費負担別途有)」、施設一覧にも「居宅訪問型は施設により、別途交通費がかかる場合があります」と注記されています。金額は公表されていないので、予約のときに施設へ聞いてください。
- Q. 赤ちゃんを預けて買い物に行けますか?
-
A. できません。「赤ちゃんを預けて外出や帰宅をするサービスではありません」と明記されています。
- Q. 市外の施設も使えますか?
-
A. 使えます。19か所のうち掛川市内は8か所で、袋井市4・浜松市3・菊川市2・磐田市1・御前崎市1が契約施設です。木村産科・婦人科「1010HOUSE」の居宅訪問型だけは浜松市内に限られます。
- Q. 年末年始も同じ料金ですか?
-
A. 施設一覧の注記に「年末年始等で、加算料金がかかる場合があります」とあります。またほほえみハウスは、上の子の受け入れが別途料金です。
まとめ
掛川市の産後ケアは、7枚の利用券をどう配るかで使い勝手が決まります。
金額のほうは施設ごとに3倍以上ひらきます。予約する前に、その施設の自己負担額を電話で聞いておいてください。
自己負担は「施設利用料金-公費負担額」 宿泊型は1日4,000円〜14,000円
上限は全サービス合わせて7日 半日でも2時間でも1枚。1泊2日は2枚
減免はあるが金額は非公表 非課税・生活保護世帯はこども相談課に確認を

迷ったら、まずは訪問型を1枚。家まで来てもらえるので、上の子がいても動かずにすみます。
掛川市は利用券の枚数で管理する方式ですが、隣の政令市はまた違う決まり方をしています。見くらべるなら浜松市の産後ケア助成ガイドへ。
産後ケアの助成そのものをまず知りたい方は、自治体の産後ケア助成 完全ガイドもどうぞ。

