飯田市の産後ケア助成ガイド|2割負担と減免クーポン5日分

飯田市の産後ケア、8割を市が出してくれると聞きました。残りはいくら払うことになりますか?

自己負担は利用料の2割です。そこにさらに、1日あたり2,500円(市民税非課税世帯は5,000円)の減免クーポンが5日分つきます。
結論からいうと、飯田市の自己負担は利用料の2割で、金額は施設によって変わります。市の補助には上限があり、宿泊型は1日24,000円、通所型と訪問型は1日12,000円までです。
そのうえで、2割の負担に使える減免クーポンが5日分交付されます。市民税課税世帯は1日あたり2,500円が5枚、市民税非課税世帯は1日あたり5,000円が5枚。生活保護世帯は、補助の対象外になる経費を除いて全額を市が負担します。
使えるのは宿泊型・通所型・訪問型を通算して7日間。クーポンは5日分しかないので、6日目と7日目は2割をそのまま払うことになります。
お住まいの市区町村を選ぶだけで、産後ケアの自己負担額の目安がその場でわかります(全国47都道府県・東京都内の市区町村に対応)。
飯田市の産後ケアの自己負担額
飯田市は、施設ごとに決まっている利用料金の8割を市が補助します。自己負担は残りの2割。料金が一律ではないので、どの施設を選ぶかで払う額が変わります。
| 利用タイプ | 自己負担のめやす | 加算・減免 | 利用できる回数 |
|---|---|---|---|
| 宿泊型 | 宿泊型 利用料の8割を市が補助(1日あたり上限24,000円)、残り2割が自己負担 | 2割の利用者負担分に使える減免クーポン(1日あたり課税世帯2,500円・非課税世帯5,000円)を5日分交付。多胎児加算がかかる場合は第2子以降1児につき1日あたり4,000円を上限に市が補助 | 3つの型を通算して7日(1泊2日は2日として計算) |
| 通所型(日帰り) | 通所型 利用料の8割を市が補助(1日あたり上限12,000円)、残り2割が自己負担 | 減免クーポン(1日あたり課税世帯2,500円・非課税世帯5,000円)を5日分交付 | 3つの型を通算して7日(利用時間にかかわらず1回で1日ぶん) |
| 訪問型 | 訪問型 利用料の8割を市が補助(1日あたり上限12,000円)、残り2割が自己負担 | 減免クーポン(1日あたり課税世帯2,500円・非課税世帯5,000円)を5日分交付 | 3つの型を通算して7日(訪問1回で1日ぶん。時間の長さは関係なし) |
(出典:飯田市公式サイト「産後ケア事業」。最終確認日:2026年8月)
減免クーポンは、2割の自己負担に充てるための券です。市民税課税世帯には1日あたり2,500円の券が5枚、市民税非課税世帯には1日あたり5,000円の券が5枚交付されます。生活保護世帯は、補助の対象外になる経費を除いて全額を市が負担します。
飯田市に住民登録があり、産後1年以内の母子が対象です(医療を受ける必要がある方は対象外)
流産・死産を経験して1年未満の方と、1歳未満のこどもを育てる養親・里親も使えます
使えるのは3つの型を通算して7日間。分割して使えて、特に必要と認められれば延長もできます
宿泊型は1泊2日で2日ぶん。通所型と訪問型は、利用時間にかかわらず1回で1日ぶんです
出産した施設でそのまま産後ケアに移るときは、退院した日の翌日から日数を数えます
食事代は別です。1食あたり飯田市立病院が690円(令和8年6月から730円)、よしみ助産院と駒ヶ根高原レディスクリニックが1,100円、はぎもと助産院が1,500円
衣類の洗濯料や賃借料、ミルク代、おむつ代も全額自己負担です
上のきょうだいを同じ部屋で過ごさせる費用も自己負担。よしみ助産院ではベビーシッター料が別にかかります
はぎもと助産院は初診料1,000円と休日・時間外の加算、よしみ助産院は祝祭日の追加料金があります。飯田市立病院の個室は要相談で、個室代が1件5,000円です
クーポンは5日分。7日使うと最後の2日は2割をそのまま払う
飯田市で使えるのは通算7日ですが、減免クーポンは5日分しか交付されません。1日の利用につき1枚なので、6日目と7日目には使う券が残っていません。
もうひとつ、クーポンにはおつりが出ません。2割の自己負担がクーポンの額より少なくても、差額は戻ってこない決まりです。安く済む利用と高くつく利用があるなら、高い日にクーポンを回したほうが手元に残ります。
| 利用のしかた | 施設の料金(1日) | 2割の自己負担 | クーポンを使ったあと |
|---|---|---|---|
| 宿泊型/飯田市立病院 | 30,000円 | 6,000円 | 課税世帯3,500円・非課税世帯1,000円 |
| 宿泊型/よしみ助産院 | 35,000円 | 11,000円 | 課税世帯8,500円・非課税世帯6,000円 |
| 通所型(3時間)/よしみ助産院 | 12,000円 | 2,400円 | 課税世帯・非課税世帯とも0円 |
| 通所型(5時間)/駒ヶ根高原レディスクリニック | 20,000円 | 8,000円 | 課税世帯5,500円・非課税世帯3,000円 |
| 訪問型(1〜2時間)/高森レディスクリニック・駒ヶ根高原レディスクリニック | 5,000円 | 1,000円 | 課税世帯・非課税世帯とも0円 |
(市が公表している令和8年6月時点の料金一覧表から抜き出したものです。はぎもと助産院の宿泊型は滞在時間×1,000円+20,000円で、時間によって変わります。料金は改定されることがあるので、申し込む前に施設と保健センターで確認してください)
表のとおり、同じ1枚のクーポンでも、通所型の3時間なら自己負担が0円になり、宿泊型のよしみ助産院なら8,500円が残ります。軽い利用にクーポンを使い切ってしまうと、泊まりたい日に券がないという順番になりかねません。

1泊2日だと、どう数えるんですか?
宿泊型の1泊2日は2日ぶんの利用です。料金表の金額に2日をかけた額がかかります。飯田市立病院なら1日あたりの自己負担6,000円が2日ぶん。7日の枠も2日減り、クーポンも2枚使うことになります。
令和8年4月からは、この7日の枠を通所型と訪問型にも回せるようになりました。それまでの飯田市は宿泊型だけだったので、泊まりが難しい人に選択肢ができたのがこの改正の中身です。
飯田市で使える産後ケア施設
飯田市が案内しているのは6か所です。市内は飯田市立病院・よしみ助産院・はぎもと助産院・バースコンダクター楽育の4か所。市外は高森町の高森レディスクリニックと、駒ヶ根市の駒ヶ根高原レディスクリニックです。このほか、長野県内の助産所・助産院(長野県助産師会の会員)でも利用できます。
住所をタップすると地図が開きます。
宿泊型が使える施設(4か所)
宿泊型は施設に泊まって、夜のあいだも赤ちゃんを見てもらいながら休むケアです。受け入れの月齢が施設ごとに違い、飯田市立病院は生後3、4か月ごろまで(要相談)、駒ヶ根高原レディスクリニックはつかまり立ちをする前まで、はぎもと助産院は生後5か月未満、よしみ助産院は1歳未満です。
| 施設名 | 場所(タップで地図) | 連絡先 |
|---|---|---|
| はぎもと助産院 | 飯田市鼎下山804-1 | 0265-24-6665 公式 |
| よしみ助産院 | 飯田市立石710 | 0265-27-2680 公式 |
| 飯田市立病院(周産期病棟) | 飯田市八幡町438 | 0265-21-1255 公式 |
| 駒ヶ根高原レディスクリニック | 駒ヶ根市赤穂759-195 | 0265-82-1010 公式 |
通所型(日帰り型)が使える施設(4か所)
通所型は日中だけ施設で過ごす使い方です。時間は施設ごとに決まっていて、飯田市立病院が概ね8時間、駒ヶ根高原レディスクリニックが5時間、よしみ助産院とはぎもと助産院は3時間か6時間から選びます。何時間使っても1回=1日ぶんとして数えます。
| 施設名 | 場所(タップで地図) | 連絡先 |
|---|---|---|
| はぎもと助産院 | 飯田市鼎下山804-1 | 0265-24-6665 公式 |
| よしみ助産院 | 飯田市立石710 | 0265-27-2680 公式 |
| 飯田市立病院(周産期病棟) | 飯田市八幡町438 | 0265-21-1255 公式 |
| 駒ヶ根高原レディスクリニック | 駒ヶ根市赤穂759-195 | 0265-82-1010 公式 |
訪問型が使える施設(4か所)
訪問型は助産師などが自宅に来る形です。高森レディスクリニックと駒ヶ根高原レディスクリニックの訪問は交通費込みですが、はぎもと助産院は往復5km以内500円・10km以内1,000円・15km以内1,500円(以降5kmごとに500円)、バースコンダクター楽育は500円〜1,000円の交通費がかかります。
| 施設名 | 場所(タップで地図) | 連絡先 |
|---|---|---|
| はぎもと助産院 | 飯田市鼎下山804-1 | 0265-24-6665 公式 |
| バースコンダクター・楽育 | 飯田市三日市場1317-8 | 090-8329-7466 公式 |
| 駒ヶ根高原レディスクリニック | 駒ヶ根市赤穂759-195 | 0265-82-1010 公式 |
| 高森レディスクリニック | 下伊那郡高森町山吹435-5 | 0265-48-8255 公式 |
高森レディスクリニックの産後ケアを使いたいときは、予約の電話が駒ヶ根高原レディスクリニック(0265-82-1010)になります。クリニック自体の番号は0265-48-8255です。
多胎児加算がかかる場合、市は第2子以降1児につき1日あたり4,000円を上限に補助を上乗せします
加算の額は施設ごとに違います。飯田市立病院は1日5,000円、よしみ助産院は1日9,000円・半日5,000円、はぎもと助産院は宿泊1日10,000円・通所1日6,000円
駒ヶ根高原レディスクリニックは宿泊・通所が1日5,000円、訪問が1回2,000円。高森レディスクリニックの訪問は1回2,000円、バースコンダクター楽育の訪問は1回1,000〜1,500円です
市の上乗せは1日4,000円までなので、加算がこれを超える施設では、超えた分が自己負担になります
お住まいの市区町村を選ぶだけで、産後ケアの自己負担額の目安がその場でわかります(全国47都道府県・東京都内の市区町村に対応)。
申し込みの流れ
市公式LINEのメニューから「子育て」→「産後ケア利用申請」に進むか、申請書を保健センターに提出します。
郵送で届くまで1週間程度かかります。クーポンは5日分。産後すぐに使いたいなら、早めに申請しておいてください。
受け入れられる月齢や利用時間は施設ごとに違います。高森レディスクリニックの予約だけは、駒ヶ根高原レディスクリニック(0265-82-1010)にかけます。
引っ越してきた直後などで課税状況が確認できないときは、前の住所地の証明書を求められます。出せない場合は課税世帯の区分での利用になり、クーポンは1日2,500円のほうになります。
自己負担は2割。クーポンは1日1枚まで使えて、おつりは出ません。食事代など補助の対象外の費用は、その場で別に払います。
飯田市 こども未来健康部 健康づくり推進室 母子保健係(保健センター) 0265-22-4511(内線5515・5516/8時30分〜17時15分。土日・祝日・年末年始を除く)
申請の方法、対象になるかどうか、県内の助産所を使いたいときの相談もこの番号です
よくある質問
- Q. 飯田市の産後ケアはいくらかかりますか?
-
A. 利用料の2割です。施設ごとに料金が違い、市が公表している令和8年6月時点の料金表では、飯田市立病院の宿泊型が1日30,000円で自己負担6,000円。減免クーポンを使うと課税世帯3,500円・非課税世帯1,000円になります。
- Q. 通所型と訪問型はいつから使えるようになりましたか?
-
A. 令和8年4月からです。それまで飯田市の産後ケアは宿泊型だけでした。
- Q. 減免クーポンは何枚もらえますか?
-
A. 5日分(5枚)です。1日の利用につき1枚使えます。おつりは出ないので、自己負担がクーポンの額より少なくても差額は戻りません。
- Q. 何日まで使えますか?
-
A. 宿泊型・通所型・訪問型を通算して7日間です。宿泊型は1泊2日で2日ぶん、通所型と訪問型は時間にかかわらず1回で1日ぶんとして数えます。
- Q. 市の一覧にない施設でも使えますか?
-
A. 市が案内する6か所のほか、長野県内の助産所・助産院(長野県助産師会の会員)でも利用できます。県外の施設については記載がないので、保健センターに確認してください。
まとめ
飯田市は、利用料の8割を市が補助して、残る2割に使えるクーポンが5日分つく市です。令和8年4月からは通所型と訪問型が加わって、泊まり以外の使い方も選べるようになりました。7日の枠とクーポン5日分のずれだけ、頭に入れて順番を決めてください。
自己負担は利用料の2割 金額は施設ごとに違う。市の補助上限は宿泊型が1日24,000円、通所型・訪問型が1日12,000円
減免クーポンは5日分 課税世帯1日2,500円・非課税世帯1日5,000円。1日1枚でおつりなし。7日使うと後半2日は2割全額
令和8年4月から3つの型が選べる 施設は6か所で市内は4か所。高森レディスクリニックの予約だけ駒ヶ根高原レディスクリニックへ

